創刊号が春なら、2号目は冬のイメージですね。
ちょうど今回は10月末に旭川に取材に行き、木の伐採は雪の季節にするということを伺いました。そのほうが地面が傷まないうえ、丸太を滑らせて運搬できるからだそうです。
それから取材を通して考えたのは「良質な木」とはなんぞや、ということ。それって結局扱いやすいっていう人間の都合ではないかと。今のようにチェーンソーで効率よく木を伐り倒せなかったその昔は、手に入るものを最大限生かそうと知恵を絞っていたはず。森林資源の減少がいわれる昨今、そうした本来のものづくりの姿に立ち返るときなのかもと思いました。
そんなまじめな記事もあり、名古屋の見どころ(味どころも)案内もあり、と盛りだくさんの内容。今回、寄藤文平さんの記事は都合がつかずやっていませんが、そのほか読みもののページの原稿を1号に続きほぼまるっと書いてます。カリモク60の販売店さんに置いてありますので、見かけた方はぜひお手に取ってみてください。