2014年3月16日日曜日

OXOの縦型ピーラー買いました

ピーラーはひとつ持っているのですが、先日、新たにOXOの縦型ピーラー買いました。



この本については、共同通信でも書評を書かせてもらいましたが、包丁やオーブンなど身近な料理道具の歴史について、古今東西に目配せしながらひも解いていく大作です。

で、この本の終わりのほうで、先のOXOの縦型ピーラーの話が出てくるんです。元家庭用品会社の創業者サム・ファーバーは、手に軽い関節炎を患っていた妻が、野菜の皮むきに苦労していた姿をみて、もっと握りやすいピーラーはできないものかと考えた。それがこの1990年に発売された縦型ピーラーです。

にんじんやごぼうといった細長い野菜は、従来の横型でもむきやすいですが、じゃがいもとか丸い形のものは、やりづらいからいつも包丁を使っていました。でも、これなら、包丁にピーラーがついている、という感じで、丸い面にもフィットします。しかも、太い握り手が、安定感バツグン。

道具ってちょっとの発想で、ずいぶん違いが出るものなんだな、と実感。新じゃがの季節もやってきたことだし、これから重宝しそうです。