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2014年3月16日日曜日

OXOの縦型ピーラー買いました

ピーラーはひとつ持っているのですが、先日、新たにOXOの縦型ピーラー買いました。



この本については、共同通信でも書評を書かせてもらいましたが、包丁やオーブンなど身近な料理道具の歴史について、古今東西に目配せしながらひも解いていく大作です。

で、この本の終わりのほうで、先のOXOの縦型ピーラーの話が出てくるんです。元家庭用品会社の創業者サム・ファーバーは、手に軽い関節炎を患っていた妻が、野菜の皮むきに苦労していた姿をみて、もっと握りやすいピーラーはできないものかと考えた。それがこの1990年に発売された縦型ピーラーです。

にんじんやごぼうといった細長い野菜は、従来の横型でもむきやすいですが、じゃがいもとか丸い形のものは、やりづらいからいつも包丁を使っていました。でも、これなら、包丁にピーラーがついている、という感じで、丸い面にもフィットします。しかも、太い握り手が、安定感バツグン。

道具ってちょっとの発想で、ずいぶん違いが出るものなんだな、と実感。新じゃがの季節もやってきたことだし、これから重宝しそうです。


2014年3月6日木曜日

「出西窯の仕事」できました

島根県の民窯、出西窯によるタブロイド「出西窯の仕事 No.1」。




出西窯の黒や白、瑠璃色や飴色といった色とりどりのうつわと料理の数々。
出西生姜を使ったレシピも載っています。

『最高に美しいうつわ』(エクスナレッジ)チームが関わり、私はインタビュー記事などを担当しました。すでに配布中なので、もう展示会などでご覧になった方もいるかもしれません。

撮影の合間にいろいろつまみぐい(というよりドカ食い)しましたが、どの料理もおいしかった!

紙面を眺めていてあらためて、シンプルな出西のうつわは、食材本来の色あいを引き出す力があるなあと思います。料理のじゃまにならず、料理の底上げをしてくれるすぐれもの。

創業メンバーの多々納弘光さんがお話ししてくださったなかで、心に残ったのが「使う人が料理を盛りつけて初めて、一枚の皿がいきいきと美しくなる」。まさにその言葉どおりのうつわです。

もしみかけたら手に取ってみてください。


2013年11月7日木曜日

掛谷康樹さんのうつわ

先日、べにや民芸店さんで開かれている掛谷康樹さんの作陶展(11/10まで)に行ってきました。

掛谷さんといえば、練り上げのうつわです。

練り上げとは、数種類の異なる土を組み合わせて文様をつくる技法のこと。掛谷さんの練り上げは、大胆だけれど落ち着きもあって、押しと引きのバランスがちょうどいいと言いましょうか。眺めて楽しいし、使ってしっくりくるうつわです。

で、私が求めたのはこちら。


お店に入った瞬間、ふわああーと叫びたいのをこらえつつ、にじり寄っていったのが下の大皿。

うのふと名づけられた糠釉の皿で、よくみると表面が少しまだらになっています。写真が下手でまことに申し訳ないですが、これがなんともいえず、やさしい風合いを醸しだしているのです。

そして、上は「鶉手」という、鶉の羽の斑紋を表した文様の鉢。ビビッドです。丸みを帯びたふちもニクイ仕事です。

というわけで、しばらくは眺めてにやにやしながら暮らすことにします。