2013年9月1日日曜日

共同通信で書評を書きました

7月に共同通信で初めて書評を書きました。紹介したのは、森まゆみ著『「青鞜」の冒険――女が集まって雑誌をつくるということ』


地域雑誌『谷中・根津・千駄木』を仲間と一緒に創刊した森さんが自身の活動を重ね合わせながら、100年前に同じく女だけで雑誌を起ち上げた『青鞜』を読み解いた本。校正や広告集めなど雑誌の地味な仕事にも光を当てているところが、この本の読みどころです。

今回初めて知ったのですが、共同通信で配信されたものは全国の地方紙に各紙の判断によって掲載されるという仕組みになっています。配信後にお問い合わせや「見ました」という連絡を数件いただいたので「載ったんだな」とは思っていましたが、詳細はわからず。本当に書いたんだろうかという、ちょっと不思議な気分になりました。


そうしたところ、先日共同通信の方から掲載された見本紙の一部が届きました。20紙以上に掲載されたとのこと。地方紙の書評欄を見る機会なんて滅多にないので、各紙を見比べることができたのがおもしろかったです。